Q&A
Q&A一覧
コラーゲンに関して
- コラーゲンとペプチド(加水分解コラーゲン)の違いは何ですか?
コラーゲンは分子量約30万の高分子、ペプチドは分子量数百~数千の低分子成分です。コラーゲンの方が水分吸着率や水分を保持する能力が高いことがわかっています。
- 3重らせん構造を持つコラーゲンは、生コラーゲンですか?
生コラーゲンは明確な定義はありませんが、生体中の構造である3重らせんを保った、熱変性していない「生」の状態であると捉えるのであれば、「生コラーゲン」といえます。
- コラーゲンは、肌に浸透しないのですか?
3重らせん構造を持つコラーゲンは分子量約30万の高分子で、サイズが大きいので肌には浸透しません。肌上に留まって水分を保持し、肌表面の潤いを保ちます。
- コラーゲンはシワにも効果がありますか?
保湿成分であるコラーゲンを肌に塗ると、乾燥による小じわを目立たなくすると考えられます。ただし、化粧品で効果を謳う際にはガイドラインに沿った抗シワ試験が必要になります。
- 他の成分と混合したときの安定性はわかりますか?
混合する成分(主にカルボキシル基をもつ成分)によってはコラーゲンと結合し、沈殿を形成する場合があります。混合濃度や方法によっても安定性は異なります。主な化粧品原料などと混合したときの相溶性データがありますので、お問い合わせください。
商品化に関して
- これまでどのような化粧品への配合実績がありますか?
当社のコラーゲンは、化粧水、美容液、オールインワンゲルなど多くのスキンケアアイテムに配合されています。また、ヘアケアアイテムにも配合された実績があります。
- 安全性は確認されていますか?
ティラピアのうろこ由来コラーゲンについて、ヒトパッチテストによる安全性を確認しております。
- 化粧品での商標使用について。
当社化粧品原料の「3重らせんコラーゲン」を配合している化粧品に対して、当社が登録している以下の商標(登録第5443133号)をご使用いただけます。使用許可が必要となりますので、詳しくはお問い合わせください。
- HPやカタログに掲載されているデータ、画像、イラストなどは化粧品の広告資料などに使用できますか。
データなどによって取り扱いが異なりますので、お問い合わせください。無断でのご使用はご遠慮ください。
- ブルーコラーゲンは化粧品用途や食品用途で使用できますか?
工業用途のためご使用いただけません。化粧品用途には「3重らせんコラーゲン」をご使用ください。
食品用途の製品はありません。
サンプル・製品に関して
- サンプルを入手できますか?
はい。銘柄によってサンプル量は異なりますので、各商品ページをご確認の上、下記連絡先まで必要事項をご連絡ください。(個人利用用途でのご依頼はお断りする場合がございます。予めご了承ください。)
- 【必要事項】
- ご希望の製品名
- お送り先(会社名(部署名)、名前、住所、電話番号)
【連絡先】
多木化学株式会社
研究所 ライフサイエンスグループ
E-mail:collagen@takichem.co.jp
TEL:(079)436-0243
- カタログ、SDS、仕様を記載した資料などを入手することはできますか。
カタログは各製品ページからダウンロード可能です。その他の資料は個別のご提供となりますので、お問い合わせください。
- サンプル、製品の保管方法を教えてください。
溶液や膜加工品は冷蔵保管、凍結乾燥体は常温保管をお願いします。冷蔵保管が必要なサンプル・製品の場合はラベルなどにその旨記載しておりますので、ご確認ください。
- 化粧品原料や細胞培養用原料で高濃度のコラーゲン溶液はありますか。
安定製造できないため、高濃度品はご提供しておりません。コラーゲンは高濃度にすると粘度が著しく高くなります。そのため、当社ではハンドリングしやすい濃度である0.30~0.36%でご提供しております。凍結乾燥体を溶かしてご使用いただけば、自由な濃度に調整可能です。
- 魚臭はありますか。
当社のコラーゲンは高度に精製しており、魚臭は残っておりません。
購入に関して
- 購入方法が知りたいです。
代理店様を通じてのご購入となりますが、化粧品原料と研究用試薬で購入先が異なります。購入をご検討の際はお問い合わせください。
その他ご質問のある方は、お気軽にお問合せください。
製品のお問い合わせ先
多木化学株式会社
研究所 ライフサイエンスグループ
TEL:(079)436-0243
FAX:(079)436-6255
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