<高純度>生分解性ポリマー 「タキソーブ®」
乳酸ポリマー
1.種類と物性
| 品種 | 外観 | 平均分子量 | ガラス転移温度(℃) | 
|---|---|---|---|
| L | 液状~粉末 | 500~200,000 | -10~65 | 
| DL | 液状~粉末 | 500~200,000 | -14~51 | 
| D | 液状~粉末 | 500~200,000 | -10~65 | 
【略号】
L:(L)乳酸、DL:(DL)乳酸、D:(D)乳酸
| L | (L)乳酸ポリマー | 
|---|---|
| DL | (DL)乳酸ポリマー | 
| D | (D)乳酸ポリマー | 
2.構造式

3.特徴・性状
- ポリ乳酸は、生体内分解性材料として使用される生体適合性材料である。
 - 直接脱水重縮合または開環重合により合成される。
 - (L)乳酸、(D)乳酸および(DL)乳酸の組み合わせにより組成の異なる共重合体がある。
(使用目的に応じて平均分子量500~200,000のポリマーの合成が可能) 
4.溶解性
クロロホルム、塩化メチレン等に可溶
分子量によりメタノール、エタノールにも分散する。