<高純度>生分解性ポリマー 「タキソーブ®」
乳酸-グリコール酸ポリマー
1.種類と物性
品種 | 外観 | 平均分子量 | ガラス転移温度(℃) |
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LG-80 | ペースト~粉末 | 500~200,000 | -10~56 |
LG-50 | ペースト~粉末 | 500~200,000 | -14~40 |
LG-30 | ペースト~粉末 | 500~200,000 | -10~35 |
【略号】
G:グリコール酸、L:(L)乳酸、DL:(DL)乳酸、D:(D)乳酸
LG-80 | (L)乳酸・グリコール酸共重合体、80:(L)乳酸含量 80mol% |
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2.構造式

3.特徴・性状
- 乳酸・グリコール酸共重合体は、生体内分解性材料として使用される生体適合性材料である。
- 直接脱水重縮合または開環重合により合成される。
- (L)乳酸、(D)乳酸、(DL)乳酸を使用した組成の異なる共重合体がある。
(使用目的に応じて平均分子量500~200,000のポリマーの合成が可能)
4.溶解性
クロロホルム、塩化メチレン、ヘキサフルオロイソプロパノールに溶解。
グリコール酸含量が増加するに従って溶解する溶媒の種類が減少する。