肥料 コラム
丹波地方の特産 栄養満点の山の芋
兵庫県丹波地方では水稲、黒大豆、松茸、栗、小豆等数多くの特産物があります。
今回は10月下旬頃より収穫が始まる山の芋をご紹介させていただきます。
丹波山の芋栽培は江戸時代からこの地方で栽培されており、芋類の王様とも呼ばれています。その特徴はまず粘りにあります。すりおろした時、器を逆さにしてもなかなか落ちないくらいで、長芋に比べると粘質物は約4倍もあるそうです。澱粉も長芋の約3倍あり栄養豊富です。また高級植物たんぱく質のミニーシンを多く含み、滋養強壮、疲労回復、高血圧防止等の薬効もあることから近年では健康食品として需要が伸びてきています。
兵庫県篠山市の西尾肥料店では元肥で当社製品のしき島特1号、追肥でも同じく当社製品のNK化成を使用していただいています。4月の植え付けから10月下旬の収穫まで約8ヶ月間、手間隙をかけて栽培していきます。そのため近年では一発型肥料を施肥される農家も増えてきているようです。
これからは栄養満点の山の芋を食べて、風邪をひきがちな冬をなんとか乗り切りたいと思います。
(井上担当 記)