肥料 コラム
バイオスティミュラントって何ですか?
新型コロナウイルスが流行し始める少し前から、「バイオスティミュラント」という単語を見聞きする機会が増えてきたかと思います。では、バイオスティミュラントとはいったい何のことでしょうか?
バイオスティミュラントとは、ヨーロッパで作られた造語で日本語に直訳すると「生物刺激剤」となります。高温や低温、乾燥や過湿などの非生物的ストレスを緩和することで、植物の能力と農作物の価値を高める資材とされています。具体的には、腐植酸、海藻抽出物多糖類、アミノ酸やペプチド、ミネラルやビタミン類、微生物などが挙げられます。ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、バイオスティミュラントは何も全てが新しい資材ではないのです。弊社の代表的な商品では、腐植酸資材のネガアップや微生物資材のタキアーゼ・Sなどこれまで生産現場で使われてきた商品もバイオスティミュラントのカテゴリーに含まれるということです。近年、異常気象が頻発しており、ある種それが通常化しつつある状況です。そうした中でも、最大限の収量・品質を確保するために、今必要なのがこれらの商品ではないでしょうか。そこで弊社は、2021年に日本バイオスティミュラント協議会に入会し、賛助会員になっております。
海外情勢の影響を受けて、肥料価格は高い状態が続いています。貴重な肥料を作物に無駄なく吸収させるためにも、弊社のバイオスティミュラント資材であるネガアップやタキアーゼ・Sを改めてご提案のほど、よろしくお願い申し上げます。
営業第2課 西九州担当 井 戸 友 貴